2016/02/20

【C4D】XpressoとユーザーUIでマテリアルを変更する























オーガナイズされたプロジェクトを作るのは好きです。
マテリアルの割り振りを変えずに
      マテリアルだけを変更していく。

これが今回の本題。Xpressoをつかいます。


作例。
基は簡単なクローナですが、訳あって(という体で)
編集可能にした後、意図して(という体で)マテリアルを割り当てています。





私が思いつく一般的やりたかとしては。

①変更したいマテリアルを選択

②マテリアルマネージャーから「テクスチャタグ」を選択



③属性ウィンドウ [タグ]のマテリアルの項目に別のマテリアルをドラ&ドロ


無事割当は変えずにマテリアル変更できました。
 


------------------本題-------------------

ピンポイントで作業するには上記で十分ですが
今回の本題。これら作業を簡素化できるXpressoを組みたいと思います。


今回の目標としては こんなようなのを作って 各割当先
どんどんマテリアルを放り込めるようにしたいです。





-------HOW TO--------

①本題で貼った画像のようなUIを作りましょう。
  親NULLの”MASTER”に作ってみます。

 1) MASTER を選択し、属性マネージャにMasterが表示されていることを確認



 2) [ユーザーデータ] -  [ユーザーデータを管理] でウィンドウが開き
   [追加] で新規のデータを追加します。

 3) 新規に追加されたデータより [データタイプ] を [リンク]に。
   [名前] もUIに反映されるため、なんのデータかわかるよう名前をつけましょう。


   

今回はMaterial-A ~ G までの7個を作るので "Material - "とまずつけます。
7個作るので 左側のデータをコピペ(ショートカットは効きません)して複製
その後、名前にA~Gを名前に追加しました。



これでUIの仕込みは完了!




②Xpressoを組みたいと思います。

Xpressoタグを適当なところに割り当てます。 
今回は親NULLの”MASTER”に適用しました。

XpressoタグをダブクリしXpresso編集ウィンドウを立ち上げます。







1)作ったUIから、マテリアル情報を取得する。

  ・Xpressoに ”Master”のNULLをドラ&ドロ

  ・ユーザーデータのUIのより 作ったMaterial-A ~ Gのデータ名を
   Xpressoに放り込んだMASTERノード 右上の赤い部分にドラ&ドロ


2)割りあてる 各々のマテリアルタグに入力する

  ・一連のマテリアルタグを [マテリアルマネージャー]から「テクスチャタグ」で選択
 
  ・選択されたマテリアルタグをXpressoにドラ&ドロ
 
  ・ずらずら~っとならんだテクスチャタグが出来ます。
   各ノード 左上の青いところから [タグの属性] - [マテリアル] を選択
   この作業が面倒です、何か簡単な方法を探しています。

   せっかちな人はここらへんで「後悔」の文字ががが。






3)UIからの出力とマテリアルタグへの入力をつなぐ
この作業もめんどくさいです。 なにか良い方法をさがしています。

ココらへんで、「あれ?Xpressoとか組んでる間にトライアンドエラーしてたほうが・・・」
という悪魔の声が聞こえてきます。

こんな感じになりました。






これで完成!
あとは作ったUIにボンボンマテリアルを放り込むだけです!



今回の作例を作っていて思いました。

「効率化のための非効率」

仕事としての実作業では使用の是非の境界が難しいですね。
直しの際やトライアンドエラーの素早さで 組んでいてよかった~!ってこともあれば
そもそもOMITされたり仕様変更でチャラに ってことも

ただ、使いどころがあるときに できるかできないか 知ってるか知らないか
が”引き出しの数”につながっていくんだと思います。







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