2011/11/15

Prores @ WINDOWS

ツイッターで、WINDOWSでもProresが書き出せる!?
というのをみたので、
こりゃすごい!!!

ということで、とりあえず試してみた!


まずは、名前はすごく知っているけれど、馴染みはない
話題の中心、「ffmpeg」を入手。
http://ffmpeg.zeranoe.com/builds/


今回は、最新ビルド[FFmpeg git-985e768 64-bit Static (Latest) ]を使います。


先に申し上げると、イチ映像作る人ではあるけれど
技術を語るのは畏れ多いので
込み入った技術的なことは”自称エンドユーザ” を盾に
細かい”検証”はしません。(わかりませんw)


まずは コマンドプロンプトを立ち上げ

【ffmpeg -codecs】




おぉ! ありますよ!”Apple Prores” 
さて、下のApple Prores(iCodec Pro)とはなんぞ???
頭のDEV D はおそらく D=Decode E=Encode V=videoCodec (A=AudioCodec)
最後のDはなんどすえ?

まぁ、よい。



さて、ここからが本番!
AEで適当な非圧縮Quicktimeムービーを用意。


コマンドはよくわからんですが、プロンプトの /? やWEBをみつつ
とりあえずシンプルに

【ffmpeg -i [入力ファイル] -vcodec prores [出力ファイル.mov]】





rgb24 -> ~~~ fmt:yuv422p10le
とありました。

どうやらyuv422のProresのようです。
コマンドオプション次第で444や4444は書き出せるのでしょうか。
まぁよい。


さて結果です。



①オリジナルファイル


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

①ProRes変換ファイル




【Quicktime ムービーインスペクタ】


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



②オリジナルファイル


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

②ProRes変換




<比較>


① AEでProResをORIGINALに 差 で合成



② AEでProResをORIGINALに 差 で合成



③ディティール




FCPは現在レンダリング中なので
FCPでの変換との差は時間があったらまたそのうち。



どうやら、ffmpegのライセンスはいろいろ複雑とのことです。
(商用不可、研究用OK って感じか?)

非圧縮QTに対してディティールはやはり多少Noiseyですが
商用は不可とはいえ、RGB値はほぼ再現されているので、
取り急ぎProResに変換したい時には、手元にMACがなくてもできるのはいいですね。


特にメインの作業環境がWINの僕なんかには、ありがたいかもしれません。
まだまだ使い勝手は悪いですが、とりあえず夢にまで見たWINでProRes環境はできるようです!


もう少し調べれば、リサイズあたりのコマンドもそう難しくはなさそうなので、また次の機会に。


本当はレンダリング速度なんかも比較したい気はするけれど
自宅のMacBookとWINと、かなりスペックも違うし、
細かいところは気にしないタチなので、
またまたエンドユーザーを盾にスルーしましょう。

5 件のコメント:

  1. 凄いニュース!ありがとうございます。

    ブログで紹介しちゃいました。事後承諾でスミマセン^^;

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  2. ちなみに、コッチのBlogです。
    http://edius.1coinlife.com/

    Bloggerで初めてコメント書いたんで…^^;

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  3. >ももさん
    初コメントありがとうございます♪
    コマンドはどうも実用的ではないですが
    嬉しいニュースでしたね♪

    ももさんのブログも拝見させていただきます~

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  4. おお。私のブログより詳細が細かく書いてある。画面キャプチャもある。(笑)

    リサイズはカンタンに出来ますよ、オプションスイッチ -s でサイズを書けばOKです!

    良ければこちらも御覧くださいね。
    http://www.icubic.jp/blog/?p=301#more-301

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  5. >i cube さ
    適当なので出典すっ飛ばしていて
    大変申し訳ありませんが
    御ブログで win PRORES を知った次第です

    大変参考にさせていただきました。
    事後ではありますが
    ありがとうございます

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